2015年11月
山口の名物をあれこれ楽しめる、湯田温泉の老舗居酒屋「だんだん茶屋」。
■アットホームで懐かしい雰囲気の居酒屋
湯田温泉での夕食、山口県内の名物料理をあれこれ食べるならココ!ということで、
居酒屋「だんだん茶屋」に行きました。
県道204号線沿い、湯田温泉バス停前(新山口駅方面行き)の目の前がだんだん茶屋
さん。分かりやすい立地です。木や漆喰の壁面にちょうちんの店名が装飾された、
ちょっと懐かしい雰囲気を感じる和風の外観。
店に入ると、玄関には靴箱と番台のようなレジがあります。ここで靴を脱いで靴箱に
入れると、席に案内されます。
店内は奥に広く、カウンター、掘りごたつ席、座敷と、全部で100席!少人数で
立ち寄ったり、大人数で宴会したり、いろいろな使い方ができそうです。
■箸が止まらない!美東のカリカリゴボウ
まずは、おつまみに「美東のカリカリゴボウ」を注文。ごぼうをスライスして揚げた
シンプルな料理ですが、サクッとした食感とゴボウの味わいがクセになります!
「美東ゴボウ」は、山口県美祢市美東町で生産されるゴボウで、カルスト台地の土で
育ち、きめの細かさと香りの良さが特徴。
■昔懐かしい味、鯨の竜田揚げ
次は「鯨の竜田揚げ」。秘伝の醤油ダレに漬け込んだ鯨肉ですが、昔懐かしい味だと
感じる人も多いはず。マヨネーズを付けると味に深みが出るので、おすすめです。
下関市は、近代捕鯨の発祥地でもあり捕鯨基地として栄えたことから、今でも鯨料理
専門店があります。湯田温泉でも鯨肉を使った料理を提供するお店があります。
■山口地ビールもお試しを!
全国的にクラフトビールが人気ですが、「山口地ビール」にも注目が集まっている
そうです。だんだん茶屋さんでは、山口地ビールの取り扱いがあります!目を引く
のは、山口県内の観光地をモチーフにしたラベル。SL「やまぐち」号が印刷された
貴婦人ラベルはかっこいいですね!種類は、スタウト、ピルスナー、ヴァイツェン。
どれにするかはお好みで。
■スパイシーな味付けでいただく長州どり
長門市特産の長州どりは、唐揚げや焼き鳥で提供する店が多いのですが、
「長州鶏のスパイシー焼」というのがあったので注文。ほんのりカレー風味で
食欲をそそる味でした。ビールに合いそう。
■山口県の地酒もあれこれ味わえる
地酒は、山口市の金光酒造さんの「山頭火」がよく出るそうです。他に、店主が最近
おすすめしているのは、岩国市の村重酒造さんの「日下無双(ひのしたむそう)」
だそうですよ!他にも、貴(たか)、雁木(がんぎ)、東洋美人(とうようびじん)、
長陽福娘(ちょうようふくむすめ)、獺祭(だっさい)など、だんだん茶屋さんには、
山口県の地酒も多数揃っています。
■ぷるぷるコリコリ食感が楽しめるふぐの皮
山口県といえば「フグ」ということで、地酒の肴に「とらふぐの皮」をいただき
ました。トラフグの皮を湯引きして細く切ったもので、ポン酢で味わいます。
ゼラチン質のぷるぷるコリコリした独特の食感がクセになります!
メニュー表の中に「山口の美味」ページがありました!これを読みながら、
あれこれと注文するのもいいですね。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。お店の都合や事情により、
現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。 訪問日:2015-10-28