山口市観光周遊バスに揺られて市内めぐり①
2018年11月まで、期間限定で運行されている「山口市観光周遊バス」に乗車してみませんか?湯田温泉バス停を発着点に、瑠璃光寺五重塔や山口市菜香亭、常栄寺など、市内の主要観光スポットをぐるりとひとまわりできます。
バスは1日8便運行されていて、乗車券500円(小人250円)は1日乗り放題!60分(一部90分)おきにバスがやってくるので、目的のバス停で降りてゆっくりと観光や周辺散策を楽しんで、再び後続のバスに乗り込み次のスポットへと移動する、という楽しみ方ができます。
▲バスには「やまぐち萩往還語り部の会」のガイドさんが同乗。移動中に各スポットの案内を中心にいろいろな話が聞ける
発着点の湯田温泉バス停は狐の足あとから徒歩2分
まずはバスの出発点、湯田温泉バス停へと向かいます。乗車はユウベルホテル松政側へ、きつねの形のシルエットに、湯田温泉のご当地キャラ「湯田ゆう太・ゆう子」が描かれたバス停が目印です。
▲8カ所それぞれ、スポットにちなんだゆう太・ゆう子が描かれている。湯田温泉は「足湯」
▲こちらが乗車券。裏面にはスクラッチがあり、当たりが出ると記念品がもらえる
▲周遊バスが到着。山口の観光スポットめぐりに出発!
最初のバス停はパークロード「美術館前」
乗車して約8分、最初のバス停・山口県立美術館前に到着です。バス停のある道路は「パークロード」といって、「日本の道100選」「都市景観100選」などに名を連ねており、11月にかけては美しい紅葉も楽しめます。
▲美術館前バス停。豊かな自然に囲まれた山口を象徴する美しいパークロード。周辺一帯には公園が広がる
▲秋のパークロードは紅葉が美しい。11月に入ると木々が次々に色づき始める
このバス停では、観光スポット「サビエル記念聖堂」が最寄りです。ここに来るまで、進行方向の右手に見えていた白い2本の尖塔は山口のランドマーク。ぜひ間近で、美しい白亜の聖堂をご覧ください。
バス停から聖堂へは徒歩10分ほど。9月末にリニューアルオープンしたばかりの亀山山頂広場を経由するルートがおすすめです。“健脚”が条件となりますが、山口市内の眺望も存分に楽しむことができます。
▲亀山山頂への登り口は、バス停から50m先。山といっても標高は60m程度
▲山頂には広大な芝生広場があり、毛利敬親公の銅像が建立されている
▲山口県庁(左側中央の建物)方面の眺望。映画のロケ地にもなった「県政資料館」(県庁手前のレトロな建物)、さらにその奥に周遊バスの目的地の一つ「五重塔」が見える
▲同じくバス停がある八坂神社方面。山頂から見渡せば観光スポットの位置関係も把握できる
山頂から南側の階段を降りれば、サビエル記念聖堂が目の前に。ミサや結婚式が行われていなければ、聖堂内部も見学できます。
▲毎時00分、30分には鐘の音がこだまする
再び、美術館前バス亭へ。次の目的地へと向かいます。