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2020年は雪舟生誕600年!大内氏&雪舟ゆかりの史跡巡り~龍福寺界隈①~

1420年の雪舟生誕年から数えてちょうど600年という節目。山口県立美術館では特別展「雪舟600年展」が10月31日より開催予定(12月21日まで)です。

 

※当ブログにてご案内していた特別展「生誕600年記念 雪舟と狩野派」は、新型コロナウィルス感染拡大防止対策のために来年度以降に延期となりました。

 

「雪舟600年展」では山口県立美術館所蔵の重要文化財3点を中心に、貴重な雪舟の作品が紹介されます。「生誕600年記念 雪舟と狩野派」を存分に楽しむためには雪舟を知る上で、こちらの展示も必見といえます!

 

さて、雪舟は時の当主・大内教弘、あるいは政弘に呼ばれ「大内氏館」、つまり現在の龍福寺に訪れていた可能性が高いはずです。そこで今回の「大内氏&雪舟ゆかりの史跡巡り」は、きっと雪舟も歩いたであろう龍福寺界隈を散策します。「雪舟600年展」の期間中は紅葉シーズン!見どころ盛りだくさんです!

 

▲龍福寺は、旧大内氏館跡に毛利隆元が大内義隆の菩提を弔うために建立

敷地内には遺構の発掘によって「池泉庭園」や「西門」などが再現されています。歴史の面影に触れつつ、美しい景色を見ていきましょう。

 

▲復元された「池泉庭園」

龍福寺は山口県内でも随一の紅葉の名所。参道のモミジのトンネル、境内の大銀杏など木々の色鮮やかな競演を堪能できます。

 

▲参道のモミジのトンネル。結婚式の前撮りスポットとして人気上昇中

※龍福寺の紅葉の見ごろは11月中旬~下旬頃になります

 

▲境内の大銀杏。落葉が始まると一面に黄色の絨毯が広がります

※龍福寺の紅葉の見ごろは11月中旬~下旬頃になります

 

参道を歩いて一の坂川方面に大殿大路を少し歩くと、古い町家に入居する素敵なお店に出会えます。

▲当ブログでも度々紹介しているベーグルのお店「TSUKINOWA(ツキノワ)」

▲国産やオーガニック、地元の素材にこだわった自家製発酵種と国産小麦のパンとベーグルを販売。お隣のカフェと併せて一の坂で注目の人気スポットです。

 

「アトリエa.p.r」は、当館「狐の足あと」で無料レンタルしている足湯用衣装をデザインした片山涼子さんのお店。着物リメークの洋服の他にも、アクセサリー小物が並びます。

▲片山涼子さんが手がけた当館の足湯用衣装(※現在はコロナの影響でレンタルを休止しております)

 

▲「アトリエa.p.r」は「TSUKINOWA」の斜め向かい側

▲小物の中でも人気の「がまぐち」。大小様々なサイズや個性的な柄が揃っています

 

さらに、少し歩くと交差点の角に見えて来るのが「大路ロビー」。こちらは近隣の案内に加え観光客向けの休憩所も兼ねていてトイレも利用できます(火曜定休)


▲角に建つ町屋に入居する「大路ロビー」は界隈のちょっとしたランドマーク

 

 

さて、もう少し散策を続けてみましょう。
(次回に続きます)

★2020年は、1420年の雪舟生誕年から数えてちょうど600年!
山口県立美術館では10月31日(土)から12月21日(月)まで、「雪舟600年展」を開催。さらに来年以降に「生誕600年記念 雪舟と狩野派」の開催が予定されています。


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