2024.10/15㊋~12/25㊌大内人形まつり10周年記念展示『継承展』開催中
今年10周年を迎える大内人形まつり ―――――――――
山口市の伝統工芸品、大内人形作品が一同に揃う年に一度の「大内人形まつり」が、今年も11月23~24日、山口ふるさと伝承相互センターみやび館で開催されます。(写真は過去の大内人形まつりの様子)
10周年の節目を記念し、狐の足あとでは10月15日~12月25日までの期間、大内塗の伝統と継承を紹介する「継承展」を開催中。
歴代の大内塗、大内人形を 実物展示 ―――――――――
大内塗の技法を継承し今に伝える4工房、「桑原大内塗」「谷口漆香堂」「大内塗工房ふるや」「中村民芸社」の作品とともに、若き継承者である木地師・金子祐樹さん、大内塗を活かした商品開発に挑む津村真衣さんの作品を実物展示いたします。
【次世代後継者】木地師・金子祐樹さんの作品 ―――――――――
▲漆を塗る前の木地(人形、盆、椀など)を挽く他、山桜やクルミ、栗や桑の木の木目の美しさを活かした器を製作(オンライン通販有)
【次世代後継者】商品開発・津村真衣さんの作品 ―――――――――
▲伝統工芸と若い感性を活かしたリングホルダー「Ouchi no WA 」や、ボールペン「Shape N」を製作。同世代にも大内塗の魅力を知ってもらえるよう活動に励む(instagram)(津村さんの作品は山口ふるさと伝承相互センターで購入も可能)
大内塗と大内人形のルーツを特別展示 ―――――――――
そして今回、明治18年(1885年)に毛利家の倉庫から見つかった大内塗のルーツと言われている『大内椀』を復刻した貴重な作品や
現在のまあるいおむすび型より以前の、昭和初期の大内人形(桑原大内塗作)なども特別展示。
歴代の技法や大内人形の進化をぜひ間近でご覧ください。
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